吉祥寺の朝比奈くん。
となりの席の増田くんみたい。
中身はまったくそんなことはないけど。主に恋の物語が5編綴られています。
恋愛小説?と言ってもただの胸キュンでは終わらない。
ちょっと不器用な物語だったり、ちょっと切なかったり。
終盤に来てから「え、そうだったの?」とちょっと驚かせてくれたりするのもうまい。
「百瀬、こっちを向いて。」につづいて読んだ中田さんもとい乙一2作目だったけど、展開が同傾向? 適度にいろんな作家さんのを読みながら混ぜるのがいいのかなあ。でも、乙一名義のは読んだことないんだけど、たぶん雰囲気ガラッと変わりそう、と思ったり。
★★★☆☆